オンライン大学院!24時間耐久試験終了〜!!
こんにちは。歯科医師の松浦直美です。
ずーっと憂鬱だった大学院の進級試験が、先週やっと終了しました!!
気持ちはまさに、このくらい飛び上がりたい感じです。
憂鬱だった理由はただ一つ。
「準備不足」と、「どう準備していいかわからない」というもの。
試験はなんと制限時間24時間のオープンブック試験。
たっぷり時間が与えられ、しかもオンラインカリキュラムのダッシュボード、論文、資料、インターネット、何をみてもOKという生まれて初めての試験形態。
4問の中から3問を選び、それぞれにつき2000単語程度のレポートを書き上げて提出します。
長い時間とはいえ、24時間の中で、睡眠を6時間として、3つの問題を解くため、与えられた時間は一問につき6時間。
時間はたっぷりあると油断した前回は、時間が全く足りず滝のような汗をかきながら大苦戦。
今回は反省し、とにかくオンライン上のカリキュラムにあるハンドブックを何度も何度もみなおし、資料や課題論文をわかりやすいようにパソコン上にまとめ、過去問を8年分くらい実際に解いてみる、という対策をとってみました。
はじめは何を準備していいのかわからずストレス満載だったのですが、自分なりに思いつく準備を進めるうち、少しずつ、試験を受けることが以前ほどは怖くなくなっていくのを感じました。
そして迎えた試験当日。
海外でよく利用されている「WhatsApp」(ラインのようなもの)で、クラスメートは全員繋がっているので、試験の直前には皆で
「Good luck!」
と励まし合い、試験突入。
時差の関係で、英国時間午前9時からの試験はこちらでは夕方5時から開始です。
1問目が終わったのは夜11時。なんときっかり6時間。
その後、2問目開始し、何とか午前3時に終了。
あと1問を明日夕方までかけてやれば良いということで、ずいぶん余裕ができたところで就寝。
次の日は、かなり余裕ができて、朝ドラをあまちゃん、らんまんと二つ連続てみたところで、3問目突入。
その日は母(82歳)のいつもの病院の定期検診でしたが、付き添いを夫にお願い。本当にありがとう。
一番わからない問題を最後に回したことで、3問目は意外と時間がかかり、それでも午後3時に何とか終了!!
最後の正念場は、ここから。
大学独自の専用ソフトに解答を提出し、「プレジャリズムスコア」を確認します。
Plagiarism(プレジャリズム)とは、盗用、盗作などの不正行為のことで、レポートの文章が、自分独自の文章であり、他の資料や論文などの文章を引用なしで使っていないか、ということをビックデータをもとにチェックされます。(これ、ほんと怖い)
プレジャリズムは、課題でも試験でも重要視され、本当に厳しく監視されます。
しかし、人の文章を盗用しないにしても、ある程度の文の重なりはどうしても発生するため、めざすスコアは20%以下。
もしそれ以上になるときは、再度回答を見直し、何度も何度も提出し直す、という作業が必要になるため、本当にドキドキです。
今回は一回で、すべてクリアできたため、午後5時の期限を待たずに無事試験終了〜!!
2年目を始めると覚悟を決めた時から、ずーっと心配だった試験。
パスできるかどうかはまだわかりませんが、まずは無事受けて、終了できたことに感謝します。
あとは最後の臨床課題(実際の患者さんのケースを提出)が終われば、2年目の課程は終了になります。
あと少し、がんばれ、私。