とうとうGeneral Dental Council に登録開始その2:英国で歯科医師として働くためには
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GDCに登録開始!!必要なものリスト
IELTSの2年の期限が刻々と迫る中、まったく渡英の予定も立っていないのにGeneral Dental Council に登録を始めなければならなくなったお話の続き。
General Dental Council に登録するために必要なもの。
コンピューター上で、基本的な情報を登録したら、「付属提出物」なるものを準備する。
申請書
こちらは、ダウンロードしたものに必要事項を記入し、写真をつけるだけ。特に難しいことはない。写真も、いまはスピード写真のボックスで安くてキレイに撮れるんだな〜。ブルーのバックに、肌キレイモードにしてみた♪ 今時のボックス写真、よく撮れるな〜。しかし、あとでよくみたら、バックは「白かグレイ」とあり、なんと撮り直し。肌キレイモードなので、また千円(とほほ)。
①歯科医師免許証のコピーと英訳、その認証
②歯科医師としての無事故証明(Certificate of Good Standing)
この二つは、4年前に受けたOversea Registration Exam(ORE)の際にも必要だったので、思い出してみる。当時、どうすればいいのかわからなかったので、GDCのウェブサイトにあった上記二つの単語をコピペしてネットで調べてみたのだった。昔イギリスで医師登録した日本の方のブログが出てきて、「厚労省に頼むと発行してくれる」とあったので、早速電話してやり方を聞いた。厚生労働省医政局医事課試験免許室免許登録係(長いな)で「免許証英訳文証明書」と「行政処分関係英文証明書」の申請書をダウンロードして申請すると、1ヶ月ほどで免許証の英訳と、無事故証明がありがたい印鑑付きで届いたのだった。今回も、同じようにして書類2通をゲット。時間がかかるのが玉にキズだが、無料なのはありがたい。写真は「免許証英訳文証明書」のコピー。
しかしなんと、のちにこれでは不十分だったということがわかる。すべての書類を揃えて提出した後、GDCより連絡。「歯科医師免許証の認証がないので提出するように」とのこと。
厚生労働省という立派な日本のお役所が、英訳し、右下にサインと印鑑まであるのに、ダメなのかと返信したが、それには返事がない(出た〜、イギリスあるある。いきなり無視)。「認証」とは、免許証のコピーが間違いなく本物のコピーであるという公的証明。厚生労働省に聞いてみても、「それでいいはずですけどねえ。。。念のため、もう一種類の医籍証明というものもありますから、出してみますか?。。。また1ヶ月ほどかかりますけど」
IELTSの期限切れが刻々と近づいているのに、あと1ヶ月待つことなどできないし、その証明でGDCがウンと言わないかもしれない。
ネットでいろいろ調べて、「国家資格の免許証を英訳、および認証までします」という会社「法律翻訳専門 リーガル翻訳サービスの栄古堂」を見つけた。翻訳そのものは数千円でできるが、認証代が結構高いらしく、歯科医師免許証の翻訳および認証で全部で約3万円なり。届いた資料は厚生省のものとは比べ物にならないほど立派で、翻訳したものに、公証人のサイン、そしてその交渉人のサインが間違いないと法務局長のサインまである。認証をタダですませようというのはいかん、ということだったのかもしれない。再度、こちらをGDCに提出。
パスポート のコピーとその認証
これも意外と難航した。認証というのは、それが間違いなく本人のパスポートのコピーだということを公的に証明する、ということ。免許認証の時もそうだったのだが、これがなかなかわかりにくく、領事館にいかなければならないだの、公証人役場にいかなければならないだの、「行政書士」に頼むことができるだの、ネットにはいろんなことが書いてありとても困った。パスポート認証をやるという都内の行政書士事務所に聞いてみると、「本人に会わずにやることはできません」との返事。そこで盛岡市内の行政書士の先生何人かに問い合わせてみた。どの先生も、いろいろ調べてくださったが、結局は「私のところでは前例がなく、できません」「知り合いの行政書士にも聞いてみましたが、やったことがないということでした」と断られてしまった。でも、とても真摯に対応していただいたと感謝。
東京には行けないけど、仙台ならなんとか車でもいけるし、と仙台の行政書士数件に問い合わせ、とうとうやってくださる先生を見つけた!
本来、認証は本人に会わないとできないものだが、新型コロナ禍で県外移動が制限されている時勢でもあり、特別に郵送で認証をしてくださるとのこと。本当にありがたく、助かった〜!と思った。認証代、三千円ほど。
キャラクターリファレンス
これも留学や試験の際にも提出した「人物の人格証明」とでも言いますか、いまだによくわからないドキュメントの一つ。家族以外のプロフェッショナル(この定義もよくわからないが)で、申請者を最低1年間以上知っている方に、申請者がとても立派な人物で、英国で〇〇として働くのに申し分ない方です、大丈夫ですよ〜♪ という文を書いてもらい、サインしてもらうというもの。
こちらは前回同様、歯学部時代の親友にお願いした。前もやっているので、お手の物。ネットでキャラクターリファレンスの見本や、例をみて、恥ずかしくて笑っちゃうような褒めまくり文章を一緒に作成し、直筆のサインをもらって終了。記念撮影、パチリ。
IELTSのスコア
これは、1通送られてきているので、そのまま送る。オーバーオールバンドスコア7は、登録にぎりぎりのスコア☺️ あぶないあぶない
さあ、これで準備するものはすべて終了。国際郵便で提出し、返事を待つのみ。